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ネットワークシステムに関するお客様の様々な問題やご要望にトライズコムがお応えします。


  • 企業のネットワークシステムの提案から、ネットワーク設計・構築、運用に至るまで、お客様の期待価値にマッチした最適なサービスを提供いたします。
  • 企業ネットワーク(WAN・LAN・無線LAN・VoIP)の構築で培った豊富な経験と知識を活かし、お客様の視点でお客様に代わって全てのプロセスをマネージメントいたします。

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ネットワークコンサルティング

現状ネットワークについてお困りのことや実現したいことを出発点として、それらの課題を解決するために、現状分析の実施から改善策のご提案、改善活動のご支援までトータルでサービスを提供し、お客様に最適なネットワークソリューションをご提案します。




RFP作成支援

RFP(Request For Proposal)とは、各ベンダーからネットワークシステム構築に関する提案を受けるための依頼書です。RFPには、ネットワークシステム構築におけるお客様の達成目標・課題解決に必要な要件とベンダーへの要望事項を記載します。

しかしながら、精度の高いRFPを作成するためには、現状ネットワークを分析する技術やノウハウが必要となります。

トライズコムでは豊富な企業ネットワークシステム構築の経験を活かし、お客様の立場に立って精度の高いRFP作成を支援します。


【精度の高いRFP作成の目的】

  • ネットワークシステム構築における目的、範囲、制約条件の明確化
  • 適正なベンダーの選定
  • お客様の課題解決と目標を達成するネットワークシステム構築の実現
  • 各ネットワークシステム構築工程における品質確保、納期遅延と費用超過の抑止

【RFP作成支援サービスの導入効果】

  • ベンダーへ正確な情報を提示することによるベンダー提案内容の品質向上
  • ベンダー基準の明確化により適正なベンダーの選定が可能
  • RFP作成に関わるお客様の作業工数の削減



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お客様の要望にもとづいて、適切なネットワーク機器やソリューションを選定し、最適なネットワークインフラを構築するサービスです。

企画・実施計画の策定から運用・保守に至るまで、ネットワークシステムの構築に関連する全ての工程をトータルにサポートします。


1.企画・実施計画の策定

お客様の要望や現状の問題点を分析し、それらの課題を解決するためのネットワークシステムの全体像を作り上げ、実施計画を策定します。

必要に応じてコンサルティングサービスと組み合わせ、課題を解決するためのネットワークシステムをご提案します。



2.要件定義

お客様へのヒアリングにより要求事項を整理し、ネットワークシステムが備えるべき要件を定義していく工程です。

当社ではこの工程で考慮すべき品質特性を以下のような観点で整理しています。


接続要件 接続する必要性があるのはどことどこか。また、各接続ポイント間ではどのような種類の通信(業務通信・プロトコル)を利用できるようにするか。
信頼性要件 機器故障や回線障害などの不測事態が発生した場合に、許容されるサービス停止時間はどの程度か、ダウンタイムを短縮するためにはどのような冗長構成を備え、どのような仕組みを利用すべきか。
安全性要件 ネットワークシステムのセキュリティを確保するために、不正アクセス防止のためのアクセス制限や盗聴防止のためのデータ暗号化などネットワークで実施すべきことは何か。
拡張性要件 将来の収容接続先、収容機器台数、及び通信量の増加などに備え、どのようなスペックの機器を導入すべきか。また、予めどのようなネットワーク構成にしておくべきか。
移行要件 既存のネットワークシステムがある場合、既存ネットワークから新ネットワークへの切替作業などにより許容されるサービス停止時間はどの程度か。サービス停止時間内に確実に切替えを行うためには、どのような移行方式を採用すべきか。
運用要件 ネットワークシステム稼動後、安定的かつ効率的な運用作業を行うために予め考慮しておくべきことは何か。提供されている業務サービスの特性を考慮し、保守条件はどのような内容としておくべきか。
設備要件 導入機器やラックを設置するスペースや電源容量、ケーブルを敷設する配線ルートなどについての制約条件は?

各要件にはセキュリティと性能等のように相反する性質を持っていることがあります。

また、むやみにレベルの高い要求事項を設定しても、現実のネットワーク機器では実現できないこともあり得ます。

要求レベルと実現コストなど相反する事項を充分に検討して実現可能性のバランスをとながら、お客様の要望に合った最適な要件定義を行います。

3.実施計画策定工程(設計工程)

各要件を満たすための実現方式を検討します。

要件定義で定めた全体像から個別機器などの構成要素の詳細へ、論理構成から物理配線や設置環境へ、ネットワークシステムを組み上げるための各種検討項目を、より詳細に、より具体的に決定していきます。


【検討事項例】

  • ネットワークの全体をどのような構成にするか。
  • どのようなネットワーク機器を導入するか。
  • 各ネットワーク機器にはどのような役割や機能を持たせるか。
  • 想定される故障にどのような仕組や機器機能で対応するか。
  • 故障などの検出方法は?
  • どの部分にどのようなセキュリティ対策を講じるか。
  • 他ネットワークと接続するためにはどのような設定が必要か。
  • 負荷分散、暗号化、アクセス制限などの機能をどのような方式で実現するか。
  • 各機器に付与するアドレスはどのような体系にするか。
  • 必要な通信が行えるようにするためには各機器にどのような設定が必要か。
  • 機器設置場所はどこにするか、どのような順番で設置するか。
  • どの機器のどのポートに何を接続するか。

これらの多様な要素を、サービス開始後の運用・管理的な側面や将来の拡張性も考慮して決定します。


4.フィージビリティ検証

実現方式の決定あたり重要要素となるものについて必要に応じて実機もしくは、机上にて実施します。

設定および単体状態で動作確認が完了したネットワーク機器同士を接続し、ネットワークシステム全体としての動作や機能を確認する工程です。

定常状態において想定通りの通信を処理できること、疑似的に故障を発生させ、想定した切替え動作によってネットワークサービスが回復すること、その他ネットワークシステムの運用に必要な機能が想定通りに動作することなどを、様々な観点から検証し確認します。

また、負荷発生装置を利用して高負荷状態を作成し、性能検証を実施します。高負荷状態におけるネットワークサービス品質(通信動作/状態)が想定通りであることを確認するとともに性能的な限界の見極めも実施しておきます。


5.構築の事前確認作業

現行ネットワークから新たに構築するネットワークへ移行する作業の作業手順(移行リハーサル)を実際に行い、手順に問題がないかを確認します。また、移行作業中に何らかの問題が発生した際の対処として、現行ネットワークへの切戻し作業についても事前に実施し手順を確認します。


6.構築

設計工程での決定事項を受け、機器毎に設定すべきパラメータ(設定値)を決定し、各機器に設定します。

各機器は単体(他の機器と接続していない状態)で起動確認や動作確認を行い、機器の動作不良がないことと、パラメータが正しく設定されていることを確認します。


7.運用・保守

稼動したネットワークシステムを実際に運用、管理していく工程です。運用体制、運用管理方法、作業フロー、保守サービスについて日常の運用管理業務の中で発生している問題点を明確にして、解決方法を検討しアクションプランを策定・実施する改善活動を行っていきます。